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適応障害について

 ある特定の状況や出来事などのストレス反応が、その人にとってつらく耐えがたく感じられ、気分や行動面に症状が現れるものです。通常は一過性でストレス要因がなくなれば改善すると言われています。また、ストレスをストレスと感じる人とそうでない人もいるように、ストレス耐性は人それぞれ異なりるように、同じストレスを受けても症状を呈する人とそうでない人がいます。症状は多彩で、抑うつ、不眠、身体症状など多彩な症状をきたします。

 治療では「ストレス因の除去」「本人の適応力を高める」「情緒面や行動面への介入」などを中心としたアプローチを行っていきます。また、薬物療法も有効でよく用いられます。

不安障害について

 不安とは、外的および内的刺激に対して生体が危険を感じた時に脳が生理学的に表出する精神、身体の状況のことで、特徴として不快な感情で漠然としており、表現しにくく、他人にわかりにくいといったものがあります。

不安障害とは、不安が過度に生じる、または明らかな理由なしで強い不安が生じる状態の総称のことです。急性不安を主症状とするパニック障害や慢性不安を主症状とする全般性不安障害などがあります。

 

パニック障害について

 不意に心悸亢進、呼吸困難、動悸、死の恐怖などを主張とするパニック発作(突発する自律神経系の過剰興奮)がしばしば出現することを特徴とします。また、その発作の再発を心配する、パニック発作に対する予期不安のため、生活上の支障が強く出現することが多いのも特徴の一つです。

 

 このような症状で悩まれている方はご相談下さい。

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